![]() |
![]() |
|
|
![]() |
![]() ![]() ![]() |
Jpn#1##1#
証言者:坪井直さん
坪井直さんは当時20歳の大学生で、広島原爆の爆心地で被爆し、数奇な出来事の連続により奇跡的に生き抜かれました。 被災し避難途中に仮診療所にされた御幸橋で撮られた有名な写真に、坪井直さんが自身の死を正に覚悟し座り込んでいる姿が群集の中に写り込んでいた。 戦後長い年月を経て、その写真の撮影者と奇跡的な対面した。 私は広島でその対面時の写真を見せて頂いた。 その写真の坪井直さんの表情は、尋常でないほどの生気に満ちていた。 この方の類稀な生命力は、もって生まれた物と、強い意思の力によって屈せず生き延びていかれた事で備わったのでしょうか。 さらにこの方のが死を免れ生き抜かれた強運には科学的な説明が困難なところでしょう。 終戦後も原爆症に苦しみ続け、命に関わる手術を数回行った。 血液の深刻な異常は直らず、薬と共に苦しみながらも、非核活動を国内外で精力的に行われました。 米国ネバダ州でも核廃絶を訴えるデモの先頭に立ち、現地警察隊と対峙しました。 国連でも核廃絶を訴えるスピーチを行い、原爆症訴訟、基金法案の国会成立に尽力し時の橋本首相と対峙。 当方インタビュー時期には、新聞記者からノーベル平和賞候補だと伝えられ、 長年に渡り、年間3桁の海外の国賓と対面されていました。 |
|
|